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| エイズ(HIV)(後天性免疫不全症候群) | |||||||||||||||||
| リンク集 | |||||||||||||||||
| ・厚生労働省エイズ治療薬研究班 ・国立国際医療センター/エイズ治療・研究開発センター ・HIV/AIDS先端医療開発センター ・第19回日本エイズ学会学術集会 ・第20回日本エイズ学会学術集会 ・中四国エイズセンター ・即日検査ガイドライン |
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| エイズAIDS(後天性免疫不全症候群)とは | |||||||||||||||||
| Acquired (後天性):遺伝が原因でおこるのではなく、 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が感染することで Immune(免疫):病原体への抵抗力が Deficiency(不全):十分に機能しなくなり Syndrome(症候群):その結果引き起こされるさまざまな症状の総称です。 |
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| ヒト免疫不全ウィルス(HIV) | |||||||||||||||||
| Human(ヒト):ヒトに感染 Immuno-Deficiency(免疫不全):病原体への抵抗力を働かないようにしてしまう Virus(ウイルス):病原体のことです。 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、感染すると体の中で病原体への抵抗力を担っているリンパ球を破壊していきます。その結果、抵抗力が落ちて、健康な時ならかからないような感染症にかかったり悪性腫瘍を起こしやすくなった状態がエイズAIDS(後天性免疫不全症候群)です。 現在は様々な治療により、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染していても、エイズの発症を抑えることができるようになりつつあります。従って早期診断・早期治療が非常に大切です。 |
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| エイズの初期症状 | |||||||||||||||||
| HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。治療を受けないで自然に経過した場合、数年から十年間程度の無症状の長い潜伏期があります。無症候性キャリアと呼ばれるこの期間は、以前と変わらない生活を送ることができます。 感染後1週間ほどで一部の人に「かぜ」症状が出るという情報があります。これらの症状には、発熱、のどが痛い、咳が出る、体がだるい、節々(ふしぶし)が痛む、リンパ節が腫れる等があります。 ほとんどの感染者では症状は見つかりませんし、HIVに特徴的な症状もありません。また、別のウイルスに感染した症状かもしれません。これらの症状は自然に消えてしまいます。それから何週間かたつと、抗体が検出できるようになります。 その後は症状のない状態が続きます。日常かかる軽い病気になっても、免疫能が低下していないので、普通の人のように治ってしまうので、特別なことは起こりません。この期間は人によって10年以上にわたります。この状態の人たちが無症状キャリアです。検査を受ければ、多くのHIV感染者は抗体陽性と判定されますが、検査を受ける理由がないことがほとんどです。 従って、国民を強制的に検査でもしない限り、HIV感染者の大部分は感染していることを自覚できないことになります。HIVの大部分はこのようなHIV感染者から、次に人に感染します。 無症状のまま一生を終われる人は、つまりエイズにならないですむ人は、10〜50%といわれています。医療状態のよい先進国の方が、開発途上国に比べて、高い比率を示す傾向があります。日本で将来どういうことになるのかは、だれにもわかりません。 HIVに感染した人が、これら23種類の日和見感染症に発病した場合、エイズ発症と言われています。(最終的には医師の診断で、発症の有無が決まります)また、日和見感染症以外にも悪性腫瘍や神経障害などが出る事があります。 | |||||||||||||||||
| エイズの症状 | |||||||||||||||||
| HIVにより、免疫力が低下してエイズ発症が近づくと、しつこい下痢やひどい寝汗、理由のない急激な体重減少などエイズ関連症候群が出てきます。 さらに免疫力が弱まってくると、健康時には問題にならない種類のかびや細菌などの病原体による日和見(ひよりみ)感染や悪性腫瘍、神経障害などエイズの症状が現れてきます。HIVが体内で増殖するという事は、他の病気の原因(病原体)に対する抵抗力が低下する事を意味しています。抵抗力が低下してくると、健康な状態では病気の原因にならないようなカビやウイルス、原虫などの病原体に勝てなくなり、日和見感染という状態を発症します。 この日和見感染症は、HIVに感染した人以外にも、抗ガン剤の投与や体の弱ったお年寄り等、病気に対する抵抗力が弱っている人にも起こります。 現在、HIVに感染しており、指定された23の日和見感染のどれかにかかった時に「エイズ発症」といわれる状態になります。(例え日和見感染にかかっても、医師の診断によっては、エイズ発症とならない事もあります)。HIVに感染した人が、日和見感染に発病した場合、エイズ発症と言われています。最終的には医師の診断で、発症の有無が決まります。 | |||||||||||||||||
| エイズに感染する行為 | |||||||||||||||||
| エイズの感染源となるのは、精液・膣分泌液・血液・母乳です。その感染経路は、性行為・母子感染・血液感染の3つです。
(1)性行為による感染・・・性器、肛門、口を介して (2)母から子への母子感染・・・妊娠、出産、授乳をとおして (3)血液による感染・・・注射器の共用(麻薬の静脈注射の回しうちなど)、輸血(*) (*)日本では、現在献血された血液は厳重な検査により安全性が確保されています。しかしながら、輸血用血液は、現在の技術水準では極めて稀とはいえ、感染の可能性を完全には排除できません。 <こんなことでは感染しません > ・握手をしたり体に触れる ・空気、水 ・せきやくしゃみ ・食事や回し飲み ・吊り革、手すり ・共同浴場、トイレ ・プール、シャワー ・理、美容など日常生活 |
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| エイズ予防法 | |||||||||||||||||
| エイズの感染予防は、性行為をしない(NO SEX)か、する場合はより安全な性行為(SAFER SEX)を守って行動することです。より安全な性行為は、コンドームを正しく使用して、精液、膣分泌液、血液などが直接触れないようにすることです。エイズは人を選びません。愛し合っていてもエイズがあれば感染する危険性があります。
なんだかんだ言っても、一番大事なことは、どうすれば自分がエイズにならなくてすむのか?を知ることです。エイズという病気についてで紹介したように、エイズに感染している人とコンドームなしでSEXした場合、自分がエイズに感染する確率は0.1〜1%です。 「え、こんなに低いの?」って感じですよね。それなのに、なぜこれほどまでにエイズが社会問題になってしまってるのでしょう?答えは簡単です。その低い確率を補ってあまりあるほど無謀なSEXをみんながしているからです。 無謀なSEXは、それ自体がエイズと直結するわけではないと思います。大事なのは、無謀なSEXをしないことではなく、エイズに関する知識をしっかり身につけ、どうすれば感染しないかをしっかり押さえ、その上であなたの中で、「無謀なSEX」を定義し直すこと(=何が無謀で、どうすることが安全かを見極めること)です。 逆に「自分は決まった人としかSEXしないから大丈夫に決まってる」という考え方は大変危険です。その「きまった人」がどんなに見かけがまじめであっても、ほかで無謀にSEXをしてないという保証はどこにもありませんし、自分が信じてた相手にエイズを移されてたなんてことがないとは決して言えません。
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| エイズの感染を知る方法 | |||||||||||||||||
| エイズ感染の有無は検査を受けない限りわかりません。エイズに感染しても症状がないからです。エイズの感染を早く知ることは、他者にエイズを感染させないためと、なによりも早期に医師にかかりエイズ発症予防などの治療を受けることができるからです。感染してないことを100%確信するためにはエイズ検査しかありません。
献血、健康診断、人間ドック、血液検査などをして、実はエイズに感染していることが判明するなんてことは絶対にないといって良いです。 エイズ検査は正しく言うと、「HIV抗体検査」のことです。HIVウイルスが体の中に進入すると、数週間でその人の体に「HIV抗体」が生まれます。検査をしてその抗体が血液から見つかれば、HIV抗体がある=HIVに感染していると言うことになります。 エイズ検査はHIVウイルスが体の中にあるかないかの検査ではないので、感染の疑い後すぐに検査を受けてもだめなのはこのためです。(「HIV抗体」はできますが、「抗体」といいながらエイズをやっつける力がないので、これができても事態は何らかわらないのです) 厚生労働省のエイズ動向委員会からの報告によりますと、HIV感染者数、エイズ発症者数共に前回、前年同時期より大幅に上昇しています。これ以上不幸な状況を増やすことはなんとしてでも阻止しなければなりません。 ■病院や保健所で相談、検査を受ける ■自分で検査をする |
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| エイズ治療について | |||||||||||||||||
| ■エイズの治療法はありません 現代の進んだ科学によってエイズ感染に有効な治療薬がもうすぐ開発されるだろうと思う人が多いでしょう。ここにも問題が多いのです。 臨床上エイズの問題は細菌・真菌・原虫・ウイルス等による日和見感染です。細菌による日和見感染に対してはよい薬があります。真菌、原虫による日和見感染にもかなり有効な薬があります。 ウイルスに対する有効な薬は、一部のウイルスを除けばまだまだです。これらの薬で日和見感染をひとつずつ治療しても、免疫能の低下は治せませんから、また次の日和見感染が起こり、しまいには手に負えなくなり、死に至ることになります。 ■エイズワクチンが難しい理由 1、HIVを予防するためのメカニズムがよくわかっていない。 2、適当な動物実験モデルがない。 3、エイズの潜伏期間が長い。 4、HIVの表面蛋白質が刻々と変化するため、あるHIVに効果のあるワクチンをつくっても、別のHIVには効果がない。 5、HIVは私たちの細胞の遺伝子の中にも組み込まれてしまい、いったん組み込まれたHIVに対しては、ワクチンの効果も期待できない。 ■早期発見、早期治療 治療法は近年めざましく進歩しており、完全なウイルスの排除はまだできないものの、エイズの発症をおさえる薬は開発されています。早期発見、早期治療がとても大切です。 確認検査を終え、最終的に感染がわかれば、治療方針を決めます。現在は、数種類の薬剤を服用することによってエイズの増殖を抑える治療が効果をあげています。残念ながらエイズを体内から完全に消すことはできません。また、副作用や治療にかかる費用も膨大です。
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| エイズHIVのタイプ | |||||||||||||||||
| HIVの量と性質、個体の免疫力のバランスで病状進行に差が出て、HIV感染症が3つの型に分けられることが分かりました。初めて感染した後のおよそ半年あたりの時期に、HIV量をどこまで抑えられるかで違いがあるようです。1994年に遅延進行型のHIV感染者がいることが広く認められました。
このような人を調べると、HIVの産生を抑えたり、産生細胞をとり除く働きがあるCD8陽性細胞の力が保たれていることがわかりました。HIVを中和する抗体の力も強いようです。このようにHIVの量と性質、これに対する体を守る力のバランスが絡みあい安定した状態を続けるのだと理解されています。 ■急速進行型 急速進行型の感染者は、初感染時におこる風邪のような急性症状が重く長く、同時に、初感染に引き続く時期のHIV量が高いのが特徴です。血液中(1ml)のCD4陽性T細胞数が200あたりまで下がり、初感染の時にすでに免疫不全の症状が見られます。(健康時のCD4陽性細胞数は血液1ml中に約700〜1500)HIV量はその後も高く、CD4陽性Tリンパ球の減少が早く、感染から数年以内に発病し死亡に至ります。 ■中間進行型 最も多いタイプです。初感染で血液中(1ml)のHIV量は、10の4乗レベルに下がります。CD4陽性T細胞数は回復しますが、正常よりはやや少な目で、毎年40〜60ぐらい減ってゆき、感染から平均10年程度でエイズを発病するものです。 ■遅延進行型 |
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