心筋梗塞:事例
心筋梗塞/狭心症 冠動脈疾患は心筋梗塞と狭心症に大別されます。心筋梗塞は冠動脈閉鎖による不可逆性の心筋病変です。狭心症は心筋の一過性虚血に伴う可逆病態です。どちらも冠状動脈硬化、中でも粥状硬化を基礎病変とし、冠状脈硬化の増悪因子(危険因子)をもつものに発症しやすい。危険因子には、まず高コレステロール血症、喫煙、高血圧の3大因子があり、ほかに糖尿病、冠状脈疾患を有する家族歴、性格と行動パターン、高尿酸血症、肥満、ストレスなどがあります。 日常生活指導の中心は心筋梗塞患者では再発防止、狭心症患者では狭心症発作誘引の回避や心筋梗塞への進行阻止、さらに冠状動脈硬化促進抑制及び運動耐容能の改善などである。このために、主治医と連携で、まず以上の危険因子を減らす努力をします。 その上以下のような日常生活指導をします。 運動 心筋梗塞の急性期入院時は別として、退院後の心筋梗塞患者の運動習慣は重要です。運動を頑張り過ぎてもいけないし、また用心しすぎて運動量が少なすぎるのもよくない。運動するにあたっては冠状動脈造影で病変を心エコー図などで心機能を十分い把握した主治医から運動負荷試験に基づいて運動強度、運動量を決定してもらいます。最初はゆっくりとした歩行から開始しる。1回500〜1000m程度を1日2回からはじめ、段階的に歩行距離、歩行速度を増していく。自身がついたら医師から許可されて運動を自分レベルで行う。この際、運動の記録とともに脈拍、出来れば血圧を記録し主治医に連絡する。 仕事 心筋梗塞にはなりやすい性格・行動様式が見られる。仕事をはじめ物事に積極的に取り組み、頑張りやで几帳面、負けん気が強くて気力が旺盛なタイプは冠状動脈疾患に罹りやすい。従って心身にストレスをかける行動様式を変えて、少しゆったりつぃて生活を心がける。 禁煙 喫煙は冠状動脈硬化の3大危険因子の1つである。 食事 食事は心臓の負担となるので、ゆっくり食べ、食後は1時間くらい休憩する。食事に関連した狭心症では起こりにくいが、不安定狭心症に移行する時間や夜間、早朝に生じる狭心症で生じやすい。 入浴 安定した心筋梗塞や安定狭心症では、入浴と関連して虚血ST変化や狭心発作を生じる例は少ないが、不安定狭心症や梗塞後狭心症例では非常に多い。
メバロチン錠 5 5mg 効能 コレステロールの生合成に関係する酵素の働きを阻止し、血液中のコレステロールの濃度を下げ、高脂血症を治療するお薬です。 用法及び用量 通常、成人にはプラバスタチンナトリウムとして、1日10mgを1回または2回に分け経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。 重要な基本的注意 適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で本剤の適用を考慮すること。本剤は高コレステロール血症が主な異常である高脂血症によく反応する。 あらかじめ高脂血症の基本である食事療法を行い、更に運動療法や高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減等も十分考慮すること。 投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止すること。 副作用 総症例11,224例中329例(2.93%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。その主なものは発疹(0.11%)、下痢(0.08%)、胃不快感(0.07%)等であった。 〔新医薬品等の使用の成績等に関する調査結果報告書(第6次)〕 重大な副作用 横紋筋融解症 頻度不明 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止すること。 肝障害 頻度不明 黄疸、著しいAST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等を伴う肝障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合は投与を中止し適切な処置を行うこと。 血小板減少 頻度不明 血小板減少があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと[紫斑、皮下出血等を伴う重篤な症例も報告されている 。 ミオパシー 頻度不明 ミオパシーがあらわれたとの報告がある。 末梢神経障害 頻度不明 末梢神経障害があらわれたとの報告がある。 過敏症状 頻度不明 ループス様症候群、血管炎等の過敏症状があらわれたとの報告がある。
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