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ナンテンの葉


古くから庭に栽培され、品種も多数が知られています。
東海道から近畿以西の本州、四国、九州の暖地の山地渓間に自生。 ナンテンは石灰岩地帯に多い常緑の低木。「難を転ずる」との語呂合わせからか、鬼門の方角などに植栽されることも多く、里山などにも野化したものが生育している。6月頃に花を咲かせるが、その頃は梅雨入りのシーズンでもある。開花しているときに長雨があると花粉が破壊されてしまい、果実の稔りが悪くなる。軒下に植えると毎年果実を楽しむことができる。
幹は直立し、根本から叢生する。あまり太くならず、枝分かれしない。結構強いので杖に利用されたりする。古くから庭に栽培されていて、品種も多く知られています。
日本に野生するものは、中国から薬用、観賞用として伝えられ、栽培されているうちに種子が各地に散布されたのではないかといわれています。 ナンテンの名前の由来は、中国名の南天竹(なんてんちく)からで、南天をそのまま音読みにしたものです。
これは、難転(なんてん)、成天(なるてん)の意味になり縁起の良い植物として用いられています。
 

特徴
ナンテンは、茎は叢生(そうせい)して、高さが2メートル以上になります。
葉は複葉で、茎の上部に集まって互生して、披針形で革質で表面は光沢があり先は尖っています。
5〜6月に、茎の先端に白い花を多数つけます。
果実は、直径6〜7ミリの大きさの球形で、初冬に赤く熟します。
また、変種で果実の色がやや黄色をおびた白色のものがあり、シロミナンテンとして区別されています。赤味のものにくらべてやや大きく、葉、茎など全体に赤味がありません。

効果

原産: 東アジア;温暖帯
薬用には果実、葉、茎、根いずれも利用されまが、南天実(なんてんじつ)は、一般に最もよく知られています。
薬用にはシロミナンテンの方が効き目があると俗にいわれていますが、赤実も白実も効き目には全く差はありません。
南天実(なんてんじつ)の成分はアルカロイドの一種で、知覚神経や運動神経の末梢に対してマヒ作用があり、百日ぜきやぜんそくなどの咳止めに効果をあらわします。
用い方は1日量5〜10グラムを約0.5リットルの水を加えて熱し半量になるまで煎じつめます。煎液は布でこして1日3回に分けて食前に服用します。
南天実と黒豆とを同量、同じように煎じ、氷砂糖かハチミツで甘味をつけて服用するといっそう効き目があります。
南天実は視力の回復にも良く効くとされ、咳止めの場合と同様に用います。
葉は南天竹葉(なんてんちくよう)といい、果実と同様の効き目があるとされ、民間では解毒薬として用いられています。
とくに魚の中毒のときに新鮮な葉をよく噛んで飲み込みます。このとき吐くことがありますが、その方が効果的といわれています。
赤飯の上にナンテンの葉を置く習慣には、毒消しの意味があります。解毒作用のあるチアン水素がごく微量に発生して、これが殺菌効果をあげて腐敗させないからです。
ハチに刺されたとき、生の葉をよくもんで、その汁をつけると痛み止めになり、また乗り物酔いには生の葉を噛むとよいといわれています。 茎は咳止めや、強壮剤に1日量10〜15グラムを、煎じて用います。 根は頭痛、黄疸、リューマチ、疲労筋肉痛などの痛み止めに1日量30〜50グラム(生のもの)を煎じて用います。 茶材として、ナンテンの果実、葉を刻んで、お茶代わりに飲用します。せき、中風、疲労回復、強壮に。 のどの痛み、腫れがひくには、果実を生のまま飲みくだすと効果があるとのことです。 お祝い事で赤飯を他家へ配るとき、赤飯にナンテンの葉をのせる風習は「難を転じる」意味がありますが、生の葉は防腐・殺菌作用を持つ成分を含んでいます。
ナンテンの葉には防腐効果がある。魚料理に添えられたり、赤飯に乗せたりするのも、この防腐効果によるものであろう。果実には咳止め効果のあるアルカロイドが含まれており、生薬として使われる。


古くから庭に栽培されていて、品種も多く知られています。
日本に野生するものは、中国から薬用、観賞用として伝えられ、栽培されているうちに種子が各地に散布されたのではないかといわれています。
ナンテンの名前の由来は、中国名の南天竹(なんてんちく)からで、南天をそのまま音読みにしたものです。
これは、難転(なんてん)、成天(なるてん)の意味になり縁起の良い植物として用いられています。


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