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やまももの葉

 


分布

暖地の海岸ya
山野に多く自生する常緑高木です。

特徴

高さ:15メートルにも達する常緑高木で雌雄異種です。
幹:分枝して樹形が丸くなります。
葉:7〜15センチの長楕円形で、密に互生し、全縁、革質、無毛、短い柄があります。
花:4月ころ葉の脇から花穂を出して、小花を付けます。
雄花:2〜3個の小苞(ほう)に包まれ、3〜6本の雄ずいがあります。
雌花:2個の小苞(ほう)に包まれ、紅色の雌しべが1本あります。
果実:、球状で直径1.5〜2センチで、緑色から、梅雨明けころには、紅紫色に熟し、食べると甘酸っぱい味がします。


効果
夏の土用のころに、果実に採取して、樹皮をはいで天日で乾燥させます。
これを生薬で、楊梅皮(ようばいひ)といいます。
また、夏に採取した熟した果実を、楊梅(ようばい)といいます。
楊梅(ようばい)は、健胃、整腸や唾液の分泌を促進する作用や消化を助ける作用があります。
生食しますが、腐りやすく、塩づけやヤマモモ酒にします。
楊梅皮(ようばいひ)は、下痢止めなどに1回3グラムを、水0.2リットルで、半量まで煎じて服用します。
また、扁桃腺、口内炎や口内のただれには、この煎液でうがいをします。
打撲傷、捻挫には、楊梅皮(ようばいひ)末を、卵白や酢で練って、患部に塗布します。
しっしん、かぶれなどにも、上記の煎液を冷やして塗布します。
ヤマモモ酒:ヤマモモの熟果300グラム、35度のホワイトリカー1.8リットルで、3ヶ月冷暗所に保全します。滋養強壮、冷え性、健胃に効果があります。
ヤマモモの名前の由来は、夏ころに紅紫色に熟す果実は、甘酸っぱく、山桃(やまもも)という意味で呼ばれたとされています。
漢名の、楊梅皮(ようばいひ)とは、中国の古書には「その形が水楊子(トウダイグサ科のナンバンヤナギの果実)のように見えて、味が甘酸っぱく梅に似ているから、楊梅皮(ようばいひ)となづけた」という記述があります。


樹皮は古くから、染料として用いられ、魚網を染めていました。
これは、塩水に強いことから用いられていて、媒染剤にミヨウバンを用いると、黄色になり、鉄塩を用いると、こげ茶色に染まりました。
現在は、合成繊維が魚網に用いられています。



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